感動するサービス提供のために、職員自身が感動を

感動するサービスを提供するためには、職員自身が感動を
「23年前、1998年の設立からずっと『職員が一番大事』という方針でやってきました。ですから福利厚生や育成には非常に力を入れてきました」
QOLサービスの福利厚生の方針をこう語るのは、代表取締役の妹尾弘幸さんです。
「介護報酬に上限がある中でも、長く働いて知識と技術を高めてくれている職員たちに報いたい。また、人生の中で最も長く時間を取る仕事そのものを充実したものにしてほしい。働きがいがあり、胸を張って誇れる職場でありたい。そう考えてやってきました」
同社のミッションが「感動を生むサービスの提供」です。自分たちが感動する心を持っていなければ、利用者に感動するサービスを提供はできない。そう考えて、職員自身が感動できる機会を数多く提供してきました。

たとえば新卒で入社した職員には、「ありがとうカレッジ」として、ユニバーサルスタジオジャパンや万博に研修として出向きました。ほかにも家族で一緒に芋掘りをしたり、毎月、職員には感動したエピソードを出してもらうなど、感動する心を養うあらゆる機会を設けています。
充実した休暇制度と休める職場の風土づくりを
多様な休暇制度も同社の特徴でしょう。事業所は年中無休ですが、そんな中でも年間14日間のリフレッシュ休暇をとることができます。
ハッピーイヤー制度として、勤続年数に応じた「ご褒美」の休暇も制度化されています。
2年目は高級フレンチ料理を食べに行くことができ、4年目は沖縄旅行、7年目には職員自身が旅行計画を立てて好きところに旅行へ行けます。費用は全て会社負担です。

制度があっても実際に休暇が取れるかが大事なところですが、同社の介護施設・事業所では、制度で定められた人員基準を上回る職員数を常に配置して、いつでも休める環境を整え、ピンチヒッターとしてどの職場でも働けるマルチスタッフも整備しています。
「前の職場では何かと気兼ねして休みは取りにくかったけれど、ここではみんな気持ちよく送り出してくれる。こう転職者からは特に好評です。(休みが終わった時も)『どうだった?』『大変だったね』とみんなで心配してくれて、かえって恐縮してしまうぐらいと、言っていただいています」(妹尾さん)
学んで成長して、生き生きと働き続けられる職場を
同社でもうひとつ充実しているのが、キャリアアップのための各制度です。職員の「学びの機会」として開く研修は、年にのべ100回以上におよびます。無料で受けることができ、公的資格を取得した場合は、お祝い金が支給されます。
介護職の職員が看護の資格を取りたい時は、奨学金制度の利用もできます。5年間働けば返済は不要です。2025年度からは、大学院への通学も制度化しました。経営学等を学ぶことができます。
学び続けられる制度を整えてきたことで、現在、正職員の92%が、全国大会や全国学会レベルでの発表経験者になりました。
「学生さんや高校の進路指導の先生、ハローワークの職員の方にも見学に来ていただきますが、『ここの職員は明るい』『生き生きとして働いてるね』と言っていただいています」と妹尾さん。
職員ひとりひとりが笑顔で働き、最高品質のサービスを提供できるよう、これからも全員で「感動」できる環境を作っていくそうです。
